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OASIS heart 12号

透析十人十色 「あぁ~、透析してるし……」は 聞きたくない

今年は2回の手術をすることに

インフルエンザが流行の兆しを見せてきています。予防接種、まだの方、早めにしておきましょう。

先日、左手手根管症候群と同じく左手小指の弾発指(ばね指)の手術を行いました。右手は、同様の手術を3月に行いました。同じ年に2回も手術を経験してしまいました(*_*)。手術と言っても、内視鏡を用いて行うので、大きく切開することもなく、患者にとっては、いろんな意味での負担感は軽減されます。とは言うものの、手の内側をゴリゴリと内視鏡でいじっていますので、少々左手が腫れ上がっています。

そして今日、ばね指で切開した部分の抜糸をしてきました。ということで、この今年最後の「Oasis Heart」の原稿は右手一本でパソコンを打って執筆しています(もともと、ほとんど右手だけでしか打てないのですが(@@;))。実は昨年も、前回触れたように脊柱管狭窄症の手術をしました(こちらは、内視鏡というわけにはいきませんでしたが…)。どちらも、長期透析による合併症として、いつかは発症し治療が必要になることを、どこかで「覚悟」はしていました。だからと言って、「あぁ~、透析してるし、もう長いしねぇ~!」(若干プラスしましたが?!)。医療者にはこのような言葉は決して発してほしくないし、「仕方ないこと」という対応を絶対にしてほしくないと思います。

十人十色の治療の工夫が大切

手根管症候群も脊柱管狭窄症も長期透析による合併症です。尿素窒素やクレアチニン等と比較すると、透析ではなかなか除去しきれない分子量の大きなβ2-MG(ベータ2ミクログロブリン)が、骨や関節に沈着し、それがアミロイドという物質に変形し痛みや運動障害を引き起こすのです。

まずは、こうした合併症を起こさないために日常の透析治療で工夫をすることが大切です。透析時間であったり、前号の記事にあったダイアライザーの種類であったり、まさに「十人十色」の透析が考えられます。

合併症の治療方法も医学的根拠と技術に裏付けされた治療、選択肢があります。手根管症候群の治療は、私は内視鏡で行いましたが、症状によっては切開することもあります。脊柱管狭窄症の治療は、私は手術によりボルトで固定する方法でしたが、こちらも逆に内視鏡下で治療する方法があります。 

手術はあまり「歓迎」したくはありませんけれど、それぞれの合併症に対して治療法が確立あるいは開発されており、「選択肢」もあります。

選択し、「お任せ」にはしない

それだけに患者自身が、その症状と自身の生活パターンや将来設計に応じて選択できる、いや、選択することが大切だと思います(もちろん、症状に対する診断は医療者に委ねられますが)。

その「選択する」ためには、「知っていること」が前提です。知るために「学び」、そして「お任せ」にしない。その努力と姿勢を持続することで、私の嫌なフレーズ「あぁ~、透析してるし、もう長いしねぇ~!」が、透析医療の現場から聞こえてくることがなくなるのだと思うのです。

今年一年、駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。皆さん、よいお年をお迎えください。(山咲 謙)

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