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OASIS heart 19号

なぜ? 長時間透析が浸透しないのか?

あの夏、表現しようのない倦怠感が

お盆には姉弟家族が集まり、亡き両親への報告を済ませた後、両親の思い出話やら、私たちの家系を辿ったりしました。そんな話をしながら、ふと、35年前のこの時期の出来事が蘇ってきました。

今ほどではないにしてもやはり暑かったのでしょうが、それでも何とも表現しようのない倦怠感・脱力感に襲われて、日中も畳の上でゴロゴロするしかありませんでした。農家の我が家では、夏に限らず、年中何かしら田畑の仕事があります。

当時も、減反政策の影響で比較的大きな水田を1枚(農家では田を数えるときは1枚、2枚と。決してお皿ではありませんよ(^_^))転作し茄子を作っていました。両親は、丁度その収穫に追われていました

透析35年、農作業ができた!

私は、その春に地元の小学校に赴任し初めての夏休み、本来、長男として両親を助けなければならないのでしょうが、体が動いてくれません。この表現しようのない倦怠感は、まさに腎臓病の特徴ですね。それから1カ月後、私は人工透析治療を開始しました。考えも予想もしていませんでした。

9月には透析生活35年、そして還暦を迎えます(数え年で)が、この夏、お盆休みの間に、義兄と一緒に田に出て、草刈りや農作業ができたことを本当に嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいでした。炎天下、普通なら汗だくになることは避けたいですが、汗を流すことも心地よく感じます。透析治療があればこそ! のことであり、前回(第14号)からの続きで言えば、比較的長時間の透析を継続した「おかげ」と、あらためて思います。

学会の主要テーマと現場とのズレ

透析医療に携わる医師・看護師・臨床工学技士等、医療関係者が集う日本透析医学会があり、国内では最大規模といわれる学術集会が、毎年開催されます。その多くの発表テーマには、もう数年前から長時間透析に関することが多くの透析施設・参加者から挙げられています。

この点で、かねてから疑問に思うことは、そこで取り上げられる主要なテーマが、なぜ透析医療現場のスタンダードにならないのか、です。私が最も尊敬する腎臓・透析医は、まず患者の視点に立つことを大事にされます。

透析治療中には、患者の視線に合わすように自ら腰・膝を折って向き合われます。先日、人伝えに聞きました。「私が透析医療に向き合っているのは、あの時、彼に聞かれたことにしっかり応えられなかったことが原点にある」と。私が若いころ、その医師に質問したことを振り返って、そのように言われたそうです。

私自身も大変嬉しく、また透析治療に向き合うエネルギーをいただいたようで、治療生活の大きな財産であり大切にしたいと思います。学術集会の場だけでなく、こうした医療者と患者の関係が、日常の現場に浸透することを願います。 田端駅前クリニックで長時間透析専用の診療を開始されたことは、まさにこうした関係の具現だと大変嬉しく思っています。

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