腹膜炎

カテーテルの不潔な取り扱いなどにより、菌がカテーテルを通して腹膜に入って炎症を起こすことです。また、腸管から菌が腹腔内に出てきて起こす場合もあります。治療方法として、抗生剤投与・腹腔内洗浄・カテーテル抜去などがあります。

腹膜透析(PD)

患者さん自身の腹膜を用いる透析療法です。 外科的に埋め込んだカテーテルを経由して、滅菌した透析液を患者さんの腹腔に注入(注液)し一定時間貯留します。その間に腹膜の毛細血管から、老廃物や余分な水分がしみ出してきます。その液を体外へ出すことで体内をきれいにする透析療法です。

腹膜

腹部の臓器を覆い、腹腔と隔てている滑らかな半透膜です。広げると、たたみ一畳ほどの面積があり、表面には毛細血管が網目状に広がっています。

副甲状腺ホルモン(インタクト PTH) PTH-intact

IntactPTHは副甲状腺から分泌されるホルモンの一つです。甲状腺から分泌されるカルシトニンというホルモンやビタミンDとともに、血中や体液中のカルシウム濃度を一定に保っています。

 

常に血中のカルシウムの値を監視していてカルシウム濃度が低下すると分泌が高まり、骨に含まれているカルシウムを取り出し腸からのカルシウムの吸収を促進することによって血中のカルシウムを増やす働きをします。

不均衡症候群

透析によって老廃物を除去する場合、体内の血液に比べて脳の中の老廃物は除去されにくいため、水分が脳の中に流れこみやすくなります。その結果、脳がむくみ脳の内圧が上がってしまうため、不均衡症候群と呼ばれる頭痛、むかつき、嘔吐などがみられることがあります。透析導入時に特に多くみられます。

貧血

血液中の赤血球または血色素が全身的に減少することをいいます。

ヘモグロビン、赤血球数、ヘマトクリットなどの減少で、貧血の有無や種類を判断します。

半透膜

ある物質は透過できるが、その他の大きな物質は透過できない性質を持つ膜をいいます。

ハイフラックスダイアライザー

β2-ミクログロブリンのような分子量の大きい尿毒症物質の除去効率に優れ、透水性の高いダイアライザー(透析器)です。

ネフロン

腎臓の中にある長く湾曲した管状構造物で、体内の化学的バランスを維持する組織です。

尿毒症

腎臓の働きが極端に低下して腎不全になると、老廃物が溜まり、全身にいろいろな症状が起こります。これらの症状をまとめて尿毒症といいます。