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膠原病って?透析治療との関係について知ろう

膠原病には厚生労働大臣によって難病指定となっている病気も多くあり、完全に治すことは難しく、継続的な治療で症状をコントロールすることが必要となります。

膠原病は免疫システムが異常を起こして自分の身体を攻撃してしまうことによって生じ、全身の組織に症状が出ます。そのため腎臓に障害が出ると、腎不全を起こして透析治療が必要となることもあるのです。

今回は膠原病と透析治療の関係について学んでいきましょう。

     

膠原病とは

細胞同士をつないでいる結合組織や血管に炎症や変性などの異常がみられ、さまざまな臓器に炎症を起こす病気の総称を膠原病と言います。膠原病は、ウイルスや細菌などの病原体から身体を守るはたらきをする免疫システムが誤作動し、自分自身を攻撃することで起こります。

膠原病に共通してみられる症状には、発熱や倦怠感、易疲労感などの全身症状、皮膚症状、関節症状、筋症状、内臓症状などがあげられます。症状の出方や程度は病気や個人によって異なりますが、進行すると関節の変形や臓器障害によって日常生活に支障をきたすようになります。

膠原病には全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、関節リウマチ、皮膚筋炎、結節性多発動脈炎、シェーグレン症候群など、多くの病気があります。

参照URL1:公益社団法人 日本皮膚科学会 Q1膠原病とはどういう病気ですか?

参照URL2:京都大学医学部付属病院 免疫・膠原病内科

     

膠原病とは

膠原病の症状と透析との関係

膠原病には多様な種類がありますが、全身性エリテマトーデスや全身性強皮症、関節リウマチ、結節性多発動脈炎、多発血管炎性肉芽腫症などは腎臓の症状が生じ、透析が必要になるケースもあります。

それぞれの膠原病の症状と透析との関係についてみていきましょう。

     

全身性エリテマトーデス

特徴

全身性エリテマトーデスは全身のさまざまところに症状が現れ、発熱、全身倦怠感、易疲労感とともに、関節炎、頬にできる蝶形紅斑(蝶が羽 を広げている形の赤い発疹)、日光過敏症(日光に当たると発疹や水ぶくれができる)、口内炎、脱毛、腎炎、神経精神症状、心臓や肺、消化器の病変などの臓器障害がみられます。

さまざまな臓器障害が一度に症状としてみられる場合と、経過とともに出てくる場合があります。

男女比では女性に多く、特に月経がみられる年齢に多いとされています。

透析との関係

全身性エリテマトーデスでみられる皮膚の発疹がオオカミ(ループス)にかまれたような痕に見えることから、全身性エリテマトーデスの英語名はsystemic lupus erythematosus:SLEと言います。また、全身性エリテマトーデスでみられる腎炎はループス腎炎と呼ばれます。

全身性エリテマトーデスの腎臓の症状としては、検査で血尿が確認できる軽度のものから急速に腎臓の機能が低下する重度のものまであります。

腎臓が重度に障害されて腎不全に陥ると、透析治療が必要となります。

全身性強皮症

特徴

皮膚や内臓が硬くなる全身性強皮症では、冷たいものを触ると手の指が白~紫色になるレイノー症状、皮膚が硬くなる、皮膚が黒くなる、指先に潰瘍ができる、肺線維症、強皮症腎クリーゼ(腎臓の血管の障害により高血圧、頭痛、吐き気が生じる)、逆流性食道炎、手指の拘縮などの症状があります。

圧倒的に女性に多く、特に30~50歳の女性によくみられます。また、70歳以上の高齢者や子どもにみられることもあります。

透析との関係

強皮症腎クリーゼで腎機能の低下と高血圧が進行した場合には、透析治療が必要となります。

関節リウマチ

特徴

関節内に慢性の炎症が起こり進行すると、関節が破壊されて変形や運動障害などをきたします。また、関節症状だけでなく微熱や貧血、倦怠感などの全身症状も現れます。

特に女性に多く、30~50歳代で発症しやすいです。

透析との関係

関節リウマチの炎症が持続し、アミロイドという物質がつくられて腎臓に沈着すると、腎アミロイド―シスとなり、さらに腎機能が低下すると透析治療が必要となります。

また、関節リウマチで使用される抗リウマチ薬や非ストロイド性の抗炎症薬の影響で、腎機能が低下することもあります。

結節性多発動脈炎

特徴

小型から中型の動脈の壁に炎症や壊死を起こし、腎臓や腸、心臓や脳などのさまざまな臓器に障害をきたします。結節性多発動脈炎ではおもに高熱、筋肉痛、関節痛、しびれ、腎機能低下、腹痛、脳出血・脳梗塞、腸出血、狭心症・心筋梗塞などの症状がみられます。

40~60歳に多くみられ、男性に発症しやすい傾向にあります。

透析との関係

腎臓の動脈に炎症や壊死が起こり腎臓に障害が生じて腎不全をきたすと、透析治療が必要となります。

多発血管炎性肉芽腫症

特徴

多発血管炎性肉芽腫症は旧称Wegener(ウェゲナー)肉芽腫症と言われていました。

発熱、倦怠感、食欲低下の全身症状と、鼻、耳、喉、眼などの上気道と肺、腎臓の3つの臓器に炎症が起こり症状が出ます。症状は上気道の症状、肺の症状、腎臓の症状の順に起こることが多いですが、一つの症状のみがみられる場合もあります。

男女の発症の差はなく、男性は30~60歳代、女性は50~60歳代にみられることが多いとされています。

上気道の症状としては、黄色い鼻水、鼻出血、難聴、耳誰、耳の痛み、視力低下、眼の痛み、喉の痛み、声がれなどがみられます。肺の症状としては、血痰や咳、呼吸困難などがみられます。

腎臓の症状としては、血尿や尿量の減少、浮腫などがみられます。関節痛や神経炎、紫斑などの血管炎の症状もみられます。

透析との関係

腎臓の症状が重くなり、腎不全を起こすと透析治療が必要となります。

参照URL:難病情報センター

膠原病と透析治療

まとめ

膠原病は全身の結合組織や血管に炎症や変性が起こり、発熱や倦怠感などの全身症状や各臓器への症状が現れます。

各膠原病と腎臓への影響を理解し、経過を見極めながら透析治療も含めて腎臓への対応を行うことが大切です。

※コラムに関する個別のご質問には応じておりません。また、当院以外の施設の紹介もできかねます。恐れ入りますが、ご了承ください。

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