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お魚を美味しく食べたい!透析患者さんにおすすめのレシピとポイント

良質なタンパク質を含む魚は、美味しく身体にとり入れたい食材です。しかし、リンの制限が必要な透析患者さんは、魚を食べるときにいくつか気を付けたいポイントがあります。

リンを摂り過ぎないように、魚の種類の選び方や食事バランスについてみていきましょう。

魚レシピも紹介していますので、メニューの参考にしてみてください。

 

透析患者さんは魚を食べても大丈夫?

魚は筋肉や皮膚をつくる動物性たんぱく質を多く含んでいます。たんぱく質は酸素や栄養を全身に運ぶはたらきやホルモンの材料にもなり、身体の健康状態を保つために大切な役割を持つ栄養素です。

また、魚にはコレステロールを下げる作用や血栓を防ぐ作用を持つ高度不飽和脂肪酸のエイコサペンタエン酸が含まれています。いわしやさばなどの青魚はとくに多く含んでいます。

魚はたんぱく質やリンを多く含む食材が多いため、摂取を控える透析患者さんもいらっしゃると思います。しかし、肉や魚よりも野菜の摂取量が多いバランスの悪い食事は、心血管疾患による入院や死亡リスクに関連するという研究報告があります。

透析患者さんは魚を極端に控えすぎず、バランス良く肉・魚・野菜を食べることが大切です。

参考文献:Kazuhiko Tsuruyaほか 日本における血液透析患者の食事パターンと臨床転帰:コホート研究

透析患者さんと魚

リンの多い魚は要注意

魚の骨や内臓にリンは多く含まれています。骨や内臓まで丸ごと食べることができる小魚や魚の缶詰はリンが多いので摂取量に注意が必要です。

以下の魚はリンが多く含まれています。

可食部100g当たり リン カリウム エネルギー
しらす干し(微乾燥/半乾燥) 480/860mg 170/490mg 124/206kcal
ししゃも(生干し・焼き) 540mg 400mg 177kcal
うなぎ(かば焼き) 300mg 300mg 293kcal
べにざけ(焼き) 340mg 490mg 177kcal
いわし(焼き) 300mg 350mg 196kcal
 

参考文献:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

魚を食べるときのポイント

魚を食べるときは次のポイントを確認しましょう。

 

1回の食事で食べる魚の目安量は50~60g

リンが多く含まれる魚を食べる場合は、「食べる量を少なくする」、「副菜はリンの少ない食材を使い、1回の食事のリンの量を調整する」などして調整しましょう。

いくら、たらこ、うになどの魚卵は1回5~10g、魚の缶詰は1/3程度、貝類は10~20gにとどめましょう。

 

リンの少ない魚の種類を選ぶ

以下の魚は比較的リンの少ない魚です。リンが少なくてもカリウムが高い魚もあるため、食事全体のバランスを考えてメニューにとり入れましょう。

可食部100g当たり リン カリウム エネルギー
まがれい(水煮/焼き) 200/240mg 320/370mg 101/112kcal
きす(生) 180mg 340mg 80kcal
ぎんだら(生) 180mg 340mg 232kcal
すずき(生) 210mg 370mg 123kcal
ぶり(焼き) 170mg 440mg 304kcal
 

エネルギーを高める調理法を選択

魚はエネルギーが低めであるため、エネルギーを高くできる調理法を選びましょう。天ぷら、フライ、揚げ焼きなど、油を使って調理をするとエネルギーをアップできます。

おススメの魚レシピ例

おススメの魚レシピを紹介します。

かれいの菜種焼き

かれいに卵とマヨネーズを和えた菜種をのせて焼いた一品です。油とマヨネーズでエネルギーアップを図ります。

【材料】
  • ・かれい60g
  • ・酒5g
  • ・片栗粉 0.5g
  • ・卵22g
  • ・油2g
  • ・マヨネーズ18g
  • ・三つ葉5g
  • ・だしわりしょうゆ3g
  • ・酢3g
  • ・レモン汁3g
【作り方】
  • ・臭みをとるため、かれいに酒を振りかける
  • ・卵を溶き、酒とマヨネーズを入れて混ぜ、ゆるめのいり卵をつくる
  • ・三つ葉を2cm程度に切って茹で、水気を切る
  • ・いり卵に三つ葉を加えて混ぜ、菜種をつくる
  • ・だしわりしょうゆ、酢、レモン汁を混ぜ合わせてポン酢をつくる
  • ・かれいを天板におき、油をかけてオーブンで焼く(220度5分)
  • ・焼いたかれいに菜種をのせ、オーブンで表面に焼き目がつくまでもう一度焼く
  • ・かれいを皿に盛り付け、ポン酢は小皿に入れてつけて調整できるようにする

透析患者さんと魚料理

まとめ

魚は筋肉や皮膚をつくるタンパク質をはじめ、身体に必要な栄養素が含まれているため、バランスよくとり入れたい食材です。小魚など、小骨や内臓まで食べることのできる魚はリンが多く含まれます。

1回の食事でリンを摂り過ぎないように、リンが少なめの魚を選ぶことや、食べる量を少なくして調整しましょう。食事全体のリンの量や栄養素のバランスを考えてメニューを組み立てることが大切です。

※コラムに関する個別のご質問には応じておりません。また、当院以外の施設の紹介もできかねます。恐れ入りますが、ご了承ください。

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