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腎臓病の症状って?早期発見のためのヒントを解説

慢性腎臓病はできるだけ早めに気づき、腎機能の悪化を防ぐことが大切です。

慢性腎臓病の症状に早く気づいて適切な対応をとれるように、慢性腎臓病とはどのような進行をたどるのか、腎臓が悪くなったらどのような症状がみられるのか、どのようなことに注意すれば良いのかについて詳しくみていきましょう。

     

慢性腎臓病って?

慢性腎臓病はCKD(chronic kidney disease)とも呼ばれます。慢性腎臓病は、以下のいずれか1つ、もしくは2つの症状が3か月以上続いている状態です。

  1. ①腎臓の機能の指標である糸球体ろ過量(GFR)が60m?/分/1.73㎡未満になる(腎臓の機能が健康な人の60%以下になる)
  2. ②たんぱく尿などの尿の異常や、画像診断・血液検査・病理検査で腎障害がみられる

慢性腎臓病は、ゆっくりと腎臓の機能が低下していきます。腎臓の機能低下が進んでいくと、透析治療や腎移植が必要となる末期腎不全に至ります。慢性腎臓病は高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病とも深く関連しており、心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患のリスクにもなります。

     

慢性腎臓病の進行

慢性腎臓病の進行度は、腎臓の機能の指標となるGFRの値によって5段階に分けられています。

     

ステージ1、2

ステージ1、2は腎臓の機能が軽度低下している状態です。尿検査でたんぱく尿がみられます。生活習慣から腎臓の機能低下が起こっていると考えられる場合には、食生活の見直し、適度の運動、禁煙、肥満の場合は減量など、生活習慣を改善して腎臓の機能低下の進行を緩和する必要があります。

     

ステージ3

ステージ3は腎臓の機能が中程度低下している状態です。むくみ、貧血、夜間頻尿、血圧上昇などの症状がみられます。血圧が高い場合や血糖が高い場合には血圧や血糖のコントロールを図るとともに、生活習慣の改善を図って、腎機能の低下を防ぐことが大切です。

     

ステージ4、5

ステージ4、5は腎臓の機能が高度低下している状態です。腎不全となると透析治療や腎移植が必要です。むくみやだるさといった全身症状が現れ、食事制限の必要も出てきます。

血圧や血糖の薬でのコントロールとともに、日常生活上での注意を守って、残された腎機能の維持と心血管疾患の合併症を防ぎます。

     

腎臓病の段階別症状

腎臓病の主な症状とは

慢性腎臓病の初期段階では自覚症状はほとんどなく、症状に気付いた時点では腎臓の機能低下が進んでいる可能性があります。慢性腎臓病でみられる症状には以下のようなものがあります。

①むくみ

むくみとは、体内に水分が溜まっている状態です。体重も増加しますが肥満とは異なり、足首周辺などのむくみがみられる部分を指で押すと、凹んでなかなか戻ってこないことがみられます。

慢性腎不全で腎臓の機能が低下すると、電解質の調節機能が落ち、排出されるはずのナトリウムなどの電解質が体内に蓄積します。体内に溜まったナトリウムは水分と合わさって体内の水分が過剰に増え、むくみが生じます。

②尿量

腎臓の機能が低下すると、尿を濃縮する力が弱まって尿量が増え、多尿や頻尿となります。夜に何回もトイレに起きる夜間尿もみられます。

腎臓の機能低下がさらに進むと、尿の量が少なくなります。このように慢性腎臓病では、通常よりも尿量が多くなったり少なくなったりするといった尿量の変化がみられます。

③夜間頻尿

夜は尿が濃縮されてトイレに行く回数が減ります。しかし慢性腎臓病で腎臓の機能が低下していると、尿を濃縮できなくなり、夜間の排尿が増えます。

夜間頻尿の症状は、比較的早期から現れる慢性腎不全の症状です。

④だるさ

腎臓の機能が低下して老廃物が十分に排出されずに身体の中に溜まって尿毒症となった場合や、赤血球のつくられる量が減って腎性貧血となった場合、身体の中に水分が過剰に溜まり、心臓に負担がかかって心不全となった場合、電解質の調節がうまくいかず全身への影響がみられる場合などに身体のだるさがみられます。

⑤貧血

腎臓には造血ホルモン(エリスロポエチン)を分泌して、赤血球がつくられることを促す働きがあります。

腎臓の機能が低下すると、赤血球が少なくなっても造血ホルモンが分泌されず、貧血となります。この貧血は腎性貧血と呼ばれ、活動時に動悸や息切れなどの症状がみられます。

参考文献:NPO法人 日本腎臓病協会 慢性腎臓病(CKD)の普及・啓発

腎臓病による尿量の症状

体調の変化に気づいたら早めの受診を

慢性腎不全は徐々に進行していき、初めは自覚症状がほとんどありません。むくみや貧血などの症状に気付いた時点では、腎臓の機能低下がかなり進行していることもあります。

むくみや尿量の変化、夜間頻尿、身体のだるさ、貧血などの体調の変化に気づいたら、早めに受診することが大切です。

糖尿病による腎障害の初期にみられるたんぱく尿は、市販の尿試験紙では見つからないこともあります。糖尿病がある方は、定期的に尿中微量アルブミンの検査を受けて、腎障害に早めに気付き、適切な対応をとれるようにしましょう。

参考文献:東京都 ほっとけないぞ!CKD

腎臓病の症状と受診について

まとめ

慢性腎臓病で障害された腎臓の機能は、元に戻ることはありません。ゆっくりと進行していき、末期腎不全まで陥ると透析治療や腎移植が必要となります。

早めに気づき、それ以上に腎臓が悪くならないように適切な治療を受けること、日常生活上の注意を守ることが大切です。

高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームが腎機能悪化の背景にある場合には、生活習慣の改善を図り、血糖や血圧のコントロールや適正体重を維持するようにしましょう。

     

※コラムに関する個別のご質問には応じておりません。また、当院以外の施設の紹介もできかねます。恐れ入りますが、ご了承ください。

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