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透析患者さんは虫歯になりやすい?口腔ケアについて考えよう

透析患者さんは虫歯になりやすいということを知っていますか?透析治療を行っていると、歯科へ足を運ぶことをつい後回しになりがちです。

虫歯が歯を抜かなればならないほど重症化してしまうと、歯の治療を受けることも大変になったりときには抜歯が必要となります。

透析患者さんが虫歯になりやすい理由、透析患者さんが虫歯予防のために行いたいこと、抜歯などの外科処置が必要になった場合のリスクについて、一緒に学んでいきましょう。

     

透析患者さんは虫歯になりやすい?

透析患者さんは虫歯や歯周病になりやすいことが言われています。

虫歯や歯周病は虫歯を起こす菌、歯周病を起こす菌に感染することで発生します。透析患者さんは細菌に対する免疫が低下しているので感染症にかかりやすい状態となっています。

そのうえ、唾液の分泌量も減少しているため、口の中が乾燥しやすい状態にあります。唾液は虫歯や歯周病の菌を洗い流す作用を持っており、唾液の分泌量が減って口の中が乾燥すると、虫歯の菌や歯周病の菌が増えて、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

     

透析患者さんは歯周病になりやすい

透析患者さんと透析を受けていない人を比較した調査で、透析患者さんの方が歯周病の人が多いことが示されています。

また、そのほかの研究によっても透析患者さんは歯垢や歯石が多くついており、歯周病が重症化しやすいことがわかっています。

     

透析患者さんは残っている歯の数が少ない

透析患者さんは健康な人に比べると虫歯や歯周病の有病率が高いことが海外の研究によって報告されています。

しかし国内の研究では、透析患者さんと透析を受けていない人を比較した調査で、透析患者さんが虫歯になるリスクが高いとは言えないという報告もあり、透析患者さんが透析を受けていない人に比べて虫歯になりやすいことについては諸説あります。

ただ、透析患者さんは透析を受けていない人に比べると、残っている歯の数が少なく(透析患者の残歯数15.2±10.1 本、非透析患者の残歯数21.2±7.6 本)、義歯使用者が多い(透析患者の義歯使用者52.4%、非透析患者の義歯使用者35.9%)ことが調査によって示されています。

また、透析患者さんの場合、治療を受けていない虫歯が多いことも報告されています。

参考文献:1)脇川健ら 透析患者の口腔内衛生状況についての調査と残存歯数からみた栄養状態に関わる臨床検査値との関連性についての評価 透析会誌 46(6):535?543,2013

参考文献:2)血液透析患者の口腔管理

     

透析と虫歯治療

透析患者さんは虫歯予防に定期検診が大切

虫歯は治療しないで放っておくとだんだん進行していきます。虫歯が重症化すると、神経に達して歯が痛んだり、歯を失う原因となります。また、虫歯・歯周病菌が全身に巡り敗血症を起こしたり、顎の骨を破壊したり、心臓や腎臓や目に悪影響を及ぼしたりします。

虫歯で歯を失うと食べ物が噛みにくくなるので胃腸へ負担が生じることや、食欲の低下から栄養障害を起こすこともあります。透析患者さんは未治療のままの虫歯が多いことが言われており、虫歯を放置すると重症化の恐れもあることから注意が必要です。

     

虫歯予防のために家庭でのケアと歯科での定期検診受診を

透析患者さんが虫歯を予防するためには、次のような家庭でのケアを行いましょう。

  • ・食べた後には歯を磨いて、口の中をきれいにしておくこと
  • ・日中のうがいの回数を増やして、口の中の細菌を減らすこと
  • ・保湿ジェルを使って、口の中の乾燥を防ぐこと
  • ・入れ歯を使用している人は入れ歯を清潔に保つこと

家庭でのケアに加えて、歯科での定期検診を受け、家庭のケアだけでは取りきれない歯垢や歯石を除去しましょう。

虫歯が見つかった場合も早い段階で治療できると、虫歯の重症化を防いで治療のリスクを軽減することもできます。虫歯の予防と虫歯の進行を予防するために、定期的に歯科を受診しましょう。

    

透析と虫歯リスク

透析中は抜歯処置にも配慮が必要

透析患者さんは循環器系の疾患を併せ持っていることが多く、歯科治療を行う場合には全身状態を把握し、治療中の変化に注意する必要があります。

血液透析では血を固まりにくくする薬を用いるので、出血しやすい状態です。虫歯や歯周病が重症化して抜歯をしなければならない場合にはリスクが高くなるため、歯科医師と透析医師との十分な連携が必要です。

また、透析患者さんは感染しやすいため、抜歯後の管理も重要となります。多数の歯の抜歯や骨を削る必要のある場合はさらにリスクが高まるので、透析医師の管理のもとに処置を行うことが望ましいでしょう。

透析と歯医者さん

まとめ

透析患者さんは感染症にかかりやすく、口腔内が乾燥しやすいため、口の中で菌が増えて虫歯や歯周病になりやすい傾向にあります。

虫歯は重症化すると全身に悪影響を及ぼし、歯を失う原因にもなります。歯科の定期検診を受け、虫歯が重症化しないように虫歯の予防と虫歯の進行を予防しましょう。

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