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【知っておきたい】増える認知症・透析患者の現状と今後

超高齢化社会を迎え始めている日本では、透析患者さんの高齢化も進んでいることをご存知でしょうか?

透析患者さんの高齢化が進むにつれて、認知症の症状のある透析患者さんの数も徐々に増加しています。今後ますます増えることが予想される高齢の透析患者さんにおいて、認知症やほか合併症への対策も重要な課題です。

今回は、透析患者さんの高齢化と認知症について・そして「介護透析」という新たな取り組みについて詳しくみていきましょう。

     

透析患者さんの高齢化と平均年齢

透析患者さんが高齢化と増加推移

超高齢化社会を迎えつつあるにつれて、高齢者の透析患者さんが増加しています。

しかし実は、透析患者さんの数自体も増えており、2000年には201,914人だった透析患者さんの数は2017年には321,516人と、実に1.5倍にまで増加しているのです。

     

透析患者さんの平均年齢

また、透析患者さんの平均年齢は2000年には61.2歳だったのに対し、2016年には68.2歳と平均年齢が7歳も上がっています。

透析患者さんの数は65歳~75歳の間の年齢層に最も多く、65歳以上の透析患者さんの数は今後も増加すると言われています。

透析患者さんの高齢化が進むだけでなく、透析患者さんの数自体も増えているのが現状です。

参考文献1:日本透析医学会

参考文献2:わが国の慢性透析療法の現況

高齢の透析患者の増加

認知症患者さんの透析治療への影響・トラブル

透析患者さんの高齢化・増加が進んだ際に心配されるのが、認知症を中心に合併症を持つ透析患者さんの増加です。

認知症や脳卒中・心臓病といった合併症を抱える透析患者さんが増加することで、トラブルの増加や介護者の負担が増えると考えられます。

認知症の透析患者さんによくみられるトラブルについてみていきましょう。

     

認知症の透析患者さんによくあるトラブル

認知症のある透析患者さんの場合、透析治療を受けている最中に安静にすることが難しい場合がよくあります。

針を刺すときに暴れてしまったり、針を患者さん自身で抜いてしまう場合があります。また、重度の認知症のある透析患者さんの場合、クリニックによっては断られてしまうこともあります。

介護者が透析クリニックへの送迎・透析治療中についていてあげる必要も出てくるので、ご家族の負担が増えることが家族間のトラブルとなるケースも珍しくありません。

     

家族の負担と患者の透析拒否も問題

このように家族の負担が増えること・透析患者さん自身も認知症などの合併症を患いながら透析治療を受けることを負担・ストレスに感じることで、患者さん自身が透析治療を受けることを拒否してしまうことがよくあります。

「家族に迷惑をかけてしまう」「もう透析治療を受けたくない」という患者さんの気持ちが透析治療への前向きな気持ちを失ってしまうことが珍しくないのです。

患者さん・ご家族に最後まで透析治療を受けよう・しっかり看取ってあげようという前向きな気持ちがなくなってしまうと、ますます透析治療と介護が苦しいものとなってしまいます。

また、認知症やほか合併症の悪化・寝たきりといったさらなる悪化を招くという負のサイクルに陥ってしまう心配もあります。

     

認知症と透析

新たに生まれた「介護透析」という考え方

認知症を中心とした高齢者の合併症と透析治療への新たな考え方として確率されつつあるのが、「介護透析」という考え方です。

透析患者さんの高齢化が進むなかで、医療・介護が別々の括りではなく一体となった老人ホームや介護施設が増えつつあります。

老人ホーム内に透析室があり、入居している方やデイサービスに通っている方が同施設内で透析治療を受けることができます。

認知症を患っている患者さんの場合、透析クリニックへの送迎・見守りといった家族の負担や、トラブルを起こすかもしれないといったストレスが「介護透析」によって大幅に解消されます。

また、患者さん自身も介護と透析を同施設内で受けることができるので、精神的負担も軽減されます。介護と医療の連携が取れた環境下で過ごすことができるので、食事・入浴・リハビリといった透析治療の一貫となる介護も安心して任せることができます。

家族の負担が減るだけでなく、認知症やほか合併症を患っている場合でもしっかりと体調管理を行ってもらえることが「介護透析」のメリットです。

老人ホームのみの施設・デイサービスも行っているものなど、施設によって異なるので、ご家族と患者さんにとって相性の良い施設をまずは見学から始めてみるのも良いでしょう。

     

介護透析

まとめ

今後ますます増えると考えられている高齢者の透析患者さん。認知症や介護といった高齢者特有の問題と同時に、透析治療の受け方・家族の負担・患者さん自身の生き方といったさまざまな事柄を複合的に考えてクリニックや施設を選ぶ必要があります。

透析治療を受ける約10%程度の方に認知症の症状がみられるという統計もあり、高齢者の透析治療にとって介護の重要性がますます高まることでしょう。

「介護透析」のように、介護と専門医療が一体となって家族・患者さんの負担を減らすことが、今後の地域医療のひとつの土台となっていくのではないでしょうか。

     
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