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【飲み物も重要】透析患者さんが飲み物を選ぶ際に知っておきたいポイント

食事療法は、透析患者さんにとって大事な治療の一貫です。多くの患者さんは、日頃から食べ物に気をつけていることでしょう。ただし、意外に見落とされがちなのが「飲み物」です。

食べ物と同様に、飲み物にもリンやカリウムを多く含むものとそうでないものがあります。腎臓に負担のかかる飲み物は予め知っておき、摂りすぎないようにすることが大切です。

ここでは、透析患者さんが特に注意すべき飲み物について詳しく解説していきます。ぜひ日頃の食事管理の参考にしてみてくださいね。

     

飲み物に含まれるリンとカリウムに要注意

透析患者さんの食事管理の基本は「水分」「塩分」そして「リン」と「カリウム」の摂りすぎに注意することです。

リンとカリウムに関しては1日の摂取量の目安として、血液透析患者さんの場合でカリウムが2,000mg以下です。腹膜透析患者さんの場合、カリウムについては特に制限はありません。

リンに関しては血液透析患者さん・腹膜透析患者さんとも、約700mg以下となっています。

     

もちろんリンとカリウムだけでなく摂取水分量にも注意が必要です。特に暑い夏になると冷たい飲み物がほしくなりますが、飲みすぎないように注意しましょう。

透析患者さんの場合、1日の水分摂取量はお食事と合わせて2000ml以下が目安となっています。飲み物からの摂取量は500ml以下に抑えるようにしましょう。

リンとカリウムを摂りすぎない飲み物を選ぶポイントについて、みていきましょう。

透析患者さんが気をつけたい飲み物

牛乳やヨーグルトより乳酸菌飲料

牛乳・ヨーグルトなどの乳製品にはリン、カリウムとも多く含まれているため極力避けて、比較的リンの少ない乳酸菌飲料を飲むことをおすすめします。

乳酸菌飲料の場合、リンが比較的少ないです。また、腸内環境の改善やお通じにも良いというメリットもあるので、牛乳や飲むヨーグルトの代わりに一日1本65ml程度の乳酸菌飲料を摂ると良いでしょう。

そのほか低リン牛乳は、リンとカリウムの量が抑えられていて透析患者さんにも優しい飲み物です。牛乳を選ぶ際は低リン牛乳を選ぶと良いでしょう。

     

牛乳と乳酸飲料

ヘルシー!でも、カリウムの多いジュース類

野菜ジュース、トマトジュース、フルーツジュースはヘルシーな飲み物ですが、カリウムが非常に多いので透析患者さんはできるだけ避けるようにしましょう。

青汁も高カリウムです。特に青汁の場合、ワーファリンを内服中でしたら、薬の効き目を低下させてしまうので気をつけましょう。

野菜の栄養分を補いたい場合、カリウムを多く含む野菜ジュースをではなく一度茹でてカリウムを減らした野菜を食べると良いでしょう。

     

コーヒーより紅茶、玉露より麦茶や玄米茶

コーヒーやミルクココア、豆乳にはカリウムが多いです。一方、紅茶はリン・カリウムともに少ないため、ティータイムにはコーヒーやココアの代わりに紅茶を選ぶと良いでしょう。

お茶でしたら玉露や抹茶はカリウム量が多いため、麦茶・玄米茶の方がおすすめです。特に、玉露には100mlあたり340mgと非常に多くのカリウムが含まれているので注意してください。

     

牛乳と乳酸飲料

スポーツドリンクは塩分・カリウムが多い

スポーツドリンクには塩分やカリウムが多いので、できるだけ控えるようにしましょう。

スポーツドリンクより水、または低カリウムの麦茶や玄米茶を飲むようにすると良いでしょう。

     

アルコールはビールより蒸留酒がおすすめ

忘年会や新年会などのシーズンになると、どうしてもお酒を飲む機会が多くなります。食事療法が必要な透析患者さんにとっては、どんなお酒にしたら良いのかとても気になるところでしょう。

お酒ではビール、ワインに多くのカリウムが含まれています。赤ワインには100mlあたりカリウムが110mg、白ワインで60mgになりますのでワインは避けたいところですが、どうしてもワインをという場合でしたら、赤ワインでなく白ワインを選ぶと、いくらかリンの量を減らすことができます。

焼酎やウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒の場合はリン、カリウムともに微量なので、お酒を飲む場合でしたら焼酎やウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒を適量飲むようにしましょう。もちろん飲みすぎはいけませんのでご注意ください。

     

アルコールドリンク

透析患者さんが飲み物について知っておきたいポイント

以上、透析患者さんが飲み物を選ぶ際に知っておきたいポイントをまとめました。

  • ・食べ物だけでなく飲み物のリン、カリウムの量にも注意しましょう
  • ・血液透析の場合はカリウムが2,000mg以下・リンは700mg以下
  • ・腹膜透析の場合はカリウムの制限なし・リンは700mg以下
  • ・飲み物による摂取水分量は500ml以下にしましょう
  • ・乳製品にはリン、カリウムともに多く含まれているので注意が必要
  • ・野菜ジュースやトマトジュース、フルーツジュースにはカリウムが多いので避けましょう
  • ・青汁は高カリウムで、特にワーファリン内服中は効果を低下させるので飲まないようにしましょう
  • ・コーヒーや玉露・抹茶はカリウムが多いので注意しましょう
  • ・紅茶や麦茶・玄米茶はカリウムが少ないのでおすすめです
  • ・スポーツドリンクは塩分・カリウムが多いので避けましょう
  • ・アルコールは焼酎やウイスキー、ブランデーなどの蒸留酒を適量飲むのがおすすめです
     

スポーツドリンク

まとめ

今回は、透析患者さんが飲み物を選ぶ際のポイントについて詳しくご紹介しました。

食事に含まれるカリウムやリン・塩分量については気をつけられる方が多いですが、飲み物については意外と見落としがちです。

飲み物やお料理に使う乳製品や野菜ジュースにも配慮することで、食事療法の質をさらに高めることができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

     

※コラムに関する個別のご質問には応じておりません。また、当院以外の施設の紹介もできかねます。恐れ入りますが、ご了承ください。

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