透析患者でもペースメーカーは使える?治療の関係と注意点を解説
人工透析を受けている方の体は、電解質の変動や高血圧、動脈硬化の影響を受けやすく、心臓に大きな負担がかかっています。わが国の慢性透析療法の現況(2024年12月31日現在)によると、慢性透析患者さんの死亡原因の19%は心不全です。脈が遅くなる徐脈性不整脈などを起こしやすく、ペースメーカー治療が必要になることは珍しくありません。
「透析をしているから手術が難しいのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、透析患者さんでもペースメーカーの使用は可能です。ただし、透析患者さん特有の合併症リスクや、シャント(バスキュラーアクセス)との兼ね合いなど、事前に知っておくべき重要なポイントがいくつかあります。心臓と腎臓、双方の健康を守るための知識をお伝えします。









